Kindle Unlimitedがまだトライアルの1ヶ月前なので、ザクザク読み漁る。昨日で「拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来 ― (宣伝会議 実践と応用シリーズ)」を読了。
小生は、前職で、地方店舗の勤務時代、2009年頃、ほんのすこしTVのお仕事もさせていただきました。2013年からの本部での3年間は、ほぼwebなシゴトだったので、TVとは、ほぼ無縁でしたが、時を経るにつれて、webでの動画の最適な伝え方、て的なことに一部関わらさせていただきました。
生活者へのスマホの浸透ともに、デジタルな環境も日進月歩で進化しており、従来までは、宣伝関連のお仕事は、社内に蓄積された前例やマニュアル、口頭伝承によって受け継がれていきましたが、それでは追いつけていけない状況に。
テレビ・映像に関してもそうで、従来までのGRP・露出量偏重主義なコミュニケーションプランから脱却できないレガシーな層と、生活者、時代にみあったコミュニケーションを取ろうとする層での見えない(いや、見えてる?)壁があったり。
30〜40インチのお茶の間のプラズマ・液晶TV用につくった15秒素材を、スマホというデバイスの視聴環境を加味すること無く、「そのままYouTubeおけばok、伝わるでしょ、見てもらえるでしょ」的な発想は、またまだ根強く企業の宣伝部に残っているかと思います。(一般論です。)
そんななか、新視聴環境のことを丁寧に教えてくれるのが、この書籍。
リアルタイムにこの手のニュースを追っているマーケターからすれば、「なにを今更」的な内容なのですが、AbemaTV、LINE LIVE、TVer、Hulu、Netflix、Gayo!などのサービスが、どのような背景で生まれて、どのように生活者に支持されてきたか、を網羅して学べる書籍は、この本を除いてないのではなでしょうか。
この1冊でも、動画やCM、web環境については、おさらいですますが、あわせて読みたいのが、やはり、横山隆治さんの本。
この本と合わせて、上述の「拡張するテレビ」を読むと、より「なるほど感」がますと思います。
余談ですが、つい昨日は、この記事がバズってましたね。「デジマな出島」。
デジマルマーケターも、今後共デジタルとの親和性がとても高いTVについては、基礎を抑えておいたほうがbetterかと思います。(当然4マス全部を周知している方がよいですが。)
と、いうことで、Kindle Unlimitedをこのまま維持継続しようか、あと1週間悩もうかと思います。
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