退職ブログなるもの vol.1

2016年3月11日を最終出勤日に退職をいたしました。

有休消化が始まります。何から書き残そうか。
筆者が書きたいこと(今思っていること)からか?
読む方が知りたいことからか?

お客様商売をしていたので、後者からにしましょうか。

(↑さきほど、所属部門にて送別会を開いていただきました。ありがとうございます。クリックで別ウィンドウ立ち上がり、360°で見られます。このブログは、今日の公開まで、予め書き留めて起きました。)

*そうそう、このブログを読むあたり、TMN の 「Nights of The Knife」を聞きながら、眺めていただけると、よりいっそうドラマチックになるかなぁ。1994年にTMNが「終了」宣言したときのラストシングルです。あ、たった一人のサラリーマンの退職なので、そんなにドラマチィックではありませんが。

なぜ退職を?

この1ヶ月で、一番よく聞かれる質問です。
おそらく、私の周囲の誰もが、不思議に思うことでしょう。
私を知る一部の方は「(心底)なぜ?」と、一部の方は「やっとか!」など、様々な感想を持たれるかと思います。

去年のマーケジンデイスプリング。ロン毛ですね。


2月初旬の内示をうけてから、これからの5年、10年、15年、、、その後を考えたときの個人のキャリアビジョンを描いたゆえでした。

異動による、他のセクションでの業務が無駄、という意味ではなく、どんなキャリアでもロスになることはなく、成長はできると思っています。個人の心構えと周囲の環境かと思います。

きっと、それは例えば店舗に行って、宣伝・プロモーションをやっても、それはそれで、楽しいしことは十分知っているし、やりがいがあることも知っています。(調布、大分、静岡、大津、なんて楽しかったことか!

たとえ、それから戻ってきても、またキャッチアップはできるんだろうなぁ、とも考えました。

が、昨今の業界のトレンドは、本当に早い。コミュニケーションの手段・手法の多様化&複雑化は、進行&深耕するばかり。

この波に乗り続けないと、今、このタイミングからの、2〜3年のブランクは、また(これまで以上に)相当アクセル踏んでいかないとなぁ、、と。

現に、僕が、企業の本部にて、宣伝・広告とか、プロモーションとか、webマーケティング的なことに、関わり始めたのは、2013年からの3年間のみ。若葉マークもいいところ、あの著名なマーケッターの言葉を借りれば「無免許運転」のようなものです。僕の周囲のマーケッターは、僕の何倍もの時間をこの分野に従事しています。(無免許運転のくだりは、あの方のお言葉をお借りしました。下記記事をご参照。あ、当然ですが、私は彼らほどの成果を出せておりませんが。。)

他企業が、圧倒的に先行しているなか、自社の歩みを加速度的に進化させていかなければ、お客様とコミュニケーションする手段を見失ってしまう、という危機感。

* 他競合企業との比較優位性、というのは、さほど大きな問題ではなく、今の環境は、競合は「同業種だけ」ではなく、他業種(=スマホの中)との競争が熾烈。


なので、会社には、「他部門への内示」を「辞退」の意向を伝えました。(この会社の人事異動の内示に、”辞退”という概念はないと思われますが。)

その結果、(流石に具体的な社内プロセスは書けないのですが。)現業の分野にとどまることができなくなりました。


そうなると、もう、答えはシンプル。

いまのままでは、個人の目指すスキル・方向性の伸長が、このままでは、止まってしまう。(この本に影響されたのかも。)


外に、その可能性を見出ことにして、退職の決断をしました。


なので、現職の企業が嫌いとか、経営層、上司が嫌いとか、人事、チームが嫌い、とかいう、ネガティブことは全く無く(ホントですよ。)、個人の目指す方向性と、会社の方向性のミスマッチかと思います。(ロックバンドの解散理由でよくある、「方向性の不一致」ってヤツですかね。)

ここでいう、会社ってのは、人事か、経営層か、の判断は、僕にはよくわかりません

でも、人事のせいでも、経営層のせいでもありません

最終的には、個人としての判断です。

レガシーな企業では「デジマ担当は、評価されない」とか、よく耳にしますが、そんなことはなく、やればやっただけ、評価されます。逆に何もやってない、前年踏襲だと評価はされない環境でした。そのへんは、他のよく言われるレガシーな企業と大きく違う点でした。


キャリアの始まり

そもそも、僕がこの分野にハマりはじめたのは、社内は1人、社外の2人の人物の影響が大きいです。

社内の方は、また今度記載するとして、初めに社外の方。

ひとりは、東急ハンズのMr.オムニチャネルこと、緒方恵さん。

(下の記事、2013年ですよ!色褪せないなぁ。)

もう一人は、翔泳社の安成蓉子さん。

この方との出会いが、僕の2012年下期以降からのキャリアビジョンの形成に大きく影響してきました。(多分、2人は、そんなこと全く思ってないだろうけど。)

続きは、vol.2に…!乞うご期待。。。!(時間を見つけて書きますー。)

あ、皆様が一番気になる、「今後」についは、まだヒミツです。。。


3.17追記

 vol2書いたよ!


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