退職ブログなるものvol2

先日、3/14に退職報告投稿をFBに投稿したところ、

FB投稿は423いいね!を記録、
このブログのPVは1,000近くなりました。

みなさんの反響は様々で

いいね  363

おどろき 46

超いいね 9

悲しいね 5

と、様々。

その後、メッセンジャーで、個別の「詮索」が殺到しました、

次、何するの?

それは。。







まだナイショです。

なので、前回のvol1を途中で力尽きたので、その続きから。

ハンズの緒方くんと翔泳社(マーケジン)安成さん。

私のシゴト・キャリアを導いてくれた、社外の2人です。


ハンズ緒方くん

彼との初めての出会いは、おそらく2012年後半かなぁ?(違う?)

当時、社内で「WEB戦略プロジェクト」と呼ばれる次期プラットフォーム構想の中で、先例として、参考にさせていただいてたのが東急ハンズさんと良品計画さんなど。

その「中の人」として、私より先に流通小売業界の中で当時まだ概念さえ知られてなかった「オムニチャネル」にどこよりも早く取り組み初めていたり、SNSを通じたお客様とのコミュニケーションを形成していたのが、ハンズ、というか、緒方くんでした。

「へぇ!流通小売りに、こんなシゴトもあるのか!」と気づかせてくれた方でした。

私より早く、このヘンの実務を担当しており、(企業・個人として)社外へのPRもお上手で、講演会・セミナーなどの軽妙な話術は、今までに経験したことのない、ワクワク感を感じたものです。

自社の取り組みだけでなく、次世代の流通小売りのあるべき姿の提言まで見据えた主張は、非常に影響を受けました。

同時に、「このポジション、僕なら狙えるかも」とも思いました。(大胆!)

当時、webやSNS、O2O文脈での成功事例は、良品やハンズさんが先行しており(あとはタワレコさんとか)(あ、彼らはいまでも先行してますが)社外セミナーや講演、事例などで、彼らの話を聞かない日はありませんでした。

業界全体に、もうその会社の話しはいいよ、的な空気が漂っていた中(そんなことない?)、弊社という「新たなプレイヤー」を対外的に、売り込み、露出していくチャンスがあるなー、と心の奥で思っていました。


そして、マーケジン安成さんとの出会い

そんな中、私の初めての社外講演の機会をいただくことがありました。

それが、実は安成さんのマーケジンではなく(笑)、トライバルメディアハウス主催のLINE活用の事例紹介セミナーでした。当時、彼らが出版する書籍への取材協力から、出版記念イベントへの登壇と至りました。

そのときの窓口が、植原さんと松田さん。(植原さんは現在、トライバルをご卒業されています。松田さんは、まだ在職かな?)

彼らとの出会いをきっかけに、初めてのセミナー登壇をしたのが、きっかけです。(そのころから、リアルで会った方は、必ずFacebookで「友だち」になっていただきながら、人脈が飛躍的に広がっていきました。代表の池田社長ともお会いできたのは嬉しかったです。書籍でしか存じあげなかったので!ちなみに、その場であのメディア番長こと、LINE田端役員ともお会いできたのも、ほんとご縁だったかと。)

で、そのセミナーに取材で来ていたのが、マーケジンの安成さん。

彼女とその場で、挨拶し、その後、取材いただいたことが、デジタルアーカイブ化し、その後の登壇や講師への打診のきっかけとなりました。その懐かしい記事はこちら。(本当に懐かしい。)

*この記事をきっかけに、最終的には、直近では年間10本以上の大規模カンファレンスから、小規模セミナー登壇、はたまた、あの宣伝会議さん主催「コピーライター養成講座」講師や文化服装学院の臨時社外講師まで、もはやデジタルマーケティングとはまったく縁のない、企業とお客様のコミュニケーション論にまで、事例紹介と及び業界への課題提起の場をいただくこと機会をいただいたりしました。

こそっと、ハンズ緒方くんの後釜のポジションを狙おうと思っていた企み・私案が、様々な人との出会いから、加速度的に、企業および、個人としての、プレゼンスを確立していくこととなりました。

ちょっと余談で、勝手な想像ですが、こういった取り組みは、toC向けには、ほとんど(まったく)影響はないのですが、toB向けには絶大な効果があります。その対象は、他のサポートベンダー向けにもそうですし、同業競合他社向けにも、アピールポイントになるかと思います。現在ではカメラのキタムラさんや、メガネスーパーさんなどは、そのポジションをお上手にGetされているかと思います。(上から目線ですいませんw)

キャリアについて

2013年以降の当時(私は初心者だったんですが)新設されたWEBに特化したチームで、それぞれのチームスタッフが、それぞれプロだったことが、大変助かったことです。

EC、アプリ、ネットワーク、メディア、、それを支える運用支援のプロサポート企業。

(+そのチームを取りまとめていただいていたリーダーも!)

本当に良いチームだったと思います。(私はムードメーカーのプロ..?。)

そのころ、同時期に私が関心を持ち始めたのは、そもそものビジネスパーソンとしてのスキルセットでした。

デジタルマーケティング、webやITはツールでしかなく、使うことが目的ではない、ということ。

また余談ですが、ちょうどそのことを言及する記事が、本日掲載されていました。

ニッチな産業で、ニッチな業界で、「教科書的なマーケティング」な発想がなくとも、ある程度戦えていた部分はありましたが、これからの時代に、限られたリソース(人的・経済的・時間的)を最大限に有効活用するにあたり、ある程度、痛みも伴う抜本的な改革、考え方のシフトも必要だったかと思います。

短期的なO2Oや、目先の売上だけにとらわれない、中長期的なお客様とのコミュニケーションプランの創出。流通小売という事業体ですと、どうしても、日銭を稼ぐことをが最大限の課題になりがちなのですが、もはや流通小売りのコンペティターは、同業他社ではなく、異業種かつ新興勢力であることを、経営やマネジメント、末端のプレイヤーまで認識する必要があると考え始めました。

「オムニチャネル」とは、O2Oや、ECや、デジタルマーケティングのこと、ではなく、「企業とお客様の関係性のReコミュニケーションのプランニング」である、とその頃から思い始めていました。

そのヘンのきっかけをいただけたのが、社内制度で通わせていただいた、ビジネススクール「グロービス」での学びでした。

「マーケティング」は机上の空論?

10年間、店舗での勤務が続き、マーケティングの「マ」の字も認知しないまま、サラリーマンを過ごしてきてしまっていました。(あ、当然ですが、ある程度PLを読んだり、プロモーション実務運営や、店舗改装実務は行えていましたよ。。)

ただ、コトラー、ポーター、ドラッカー的な本を手に取ることなく、サラリーマンを過ごしてしまいました。それが、グロービスでの学びから、自分で認知していなかった視点、実際は、マーケティング的な理論に元づいて施策を行っていたという、答え合わせ的な感覚や、全く欠けていた視点の発見など、本当に気づきが多い学びの場でした。

コトラーの本を読めば、そのスキルが身につくから身につけよう、ということではなく、基礎体力としてのナレッジは、あると、ない、では、やっぱり、あった方が、社外の方とのコミュニケーションもそうですし、社内での説明に信頼性を持たせることができる便利なツールだということに気が付きました。

その中でも「デジタル」に関しては事例も実績も少ない。ならば、つくっていこう。

いや、いっぱい事例はあるんです。

マス媒体(TVCM)で放映して、偉い人が家でテレビで自社のCMをみて、「お、やってるな」と、ふむふむ。宣伝担当の**は、よくやってるなぁ。

という価値観から、意思決定者や評価者が抜け出せていただけ。

マスのTVCMなくとも、届けたいお客様だけに、情報伝達やコミュニケーションが、できてしまう世の中になっていることを認知できていないのです。

スマホのバナーは、万人に同じものは、でていないのです。

20代女子に向けたメッセージは、40代男性には配信されないんです。

その価値観から抜け出せていないリーダの基では、何も生まれないという残念な環境。

そのような、自社も含めて、流通小売りの健全なコミュニケーションを業界全体で提起できていけば、机上の空論ではなく、(お客様の)役に立つ、ためになる、方向へ向かっていける、と思っていました。

その延長で、最近読んでいる本はこちら。

こちらは、オモシロイです。昨今の報道でも話題になる事例を、わかりやくすく、経営学的に、抽象化しつつ、落とし込んでいただけています。

その時、自分だったら、どんな選択をする?

という、「なんちゃって経営者シュミレーション遊び」にも使える書籍かなぁ、と。(そんな遊びはないか。)


と、いうことで、私は、表向き、デジタルマーケティングをしたい、という看板を掲げつつ、それは、手段でしかなくて、目的は、企業とお客様のコミュニケーションプランの再構築を脳内の奥底に据えつつ、シゴトに従事してきました。

その中で、すべての小売りにとって、オムニチャネルが必要か?という問いにも、疑問を持つようになり、次世代マーケティングプラットフォーム研究会でも、下記のような疑問をパネラーにぶつけてみたりもしました。

これは、模範解答は、緒方さん以外のパネラーの答えかと思いますが(笑)、小売業にとって、その直面している課題や、フェーズにより、オムニチャネルが、解とは限らないだろうな、ということが、私の思いでした。(なので、私は緒方派ですw)


と、vol2は、ややマーケティングの持論っぽいものになってしまいましたが、私のアンテナは、こちらに向きてきた、ということのご紹介まで。。

vol3は。。。もうちょいやってきたタスクを明文化していこうかなぁ。

vol1で記載した「影響をうけた、社内1名」のことも、まだそんなに言及してないですしねw

次回をお楽しみに。。!

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