次世代マーケティングプラットフォーム #8

新入社員は、今日も勉強会へ。

第2回から継続的に聴講参加している次世代マーケティングプラットフォームへ。

今回のテーマは、"AI"。

萌系な表紙とはウラハラに、内容は"AI"の最前線を真面目に語る書籍のようです。(まだ読んでない。)

「人工知能は私たちを滅ぼすのか」著者 児玉 哲彦 さんの基調講演からスタート。

過去/現在/未来

 新たな概念・学問を知るには、歴史を学ぶのは必須のようです。"AI"の生い立ちを丁寧にご説明いただきました。(私は、大学時代、情報処理の授業を任意履修していたので -もう10年以上前の記憶ですが- WWWの生い立ち含めて、坂村教授のTRON含め国産コンピューティング背景を知っている私にとっては、おさらい。今日の他の登壇者も文系が多かったのは、何かの縁?!)

そして、現在の直近の研究レベルの話題から、事業会社が取り組んでいる事例まで。

ユニークだったのは、AIを(マーケティングなセミナーなので)「AISAS」になぞらえて、事例を紹介いただいたこと。(*現実のマーケット環境で、未だに「AISAS理論」が、どこまで通じるかは、別の問題として。)

それぞれのフェーズで、既に"AI"が、生活者の意識しないトコロで、入り込んでいることを気づかせてくれました。

今後も、よりいっそう、自然に、無意識の中で、AIが生活の中で、活躍するのでしょう。

また他の、「気づき」は、AIの領域は、産業革命、IT革命(懐かしい語感)レベルと同等に語られる事象だということ

ニーチェの言葉を引用したり、哲学的な説明もありましたが、人類の生活様式・文化を変えるポテンシャルを持ったプロダクト・プログラムなんだ、ということ。

 それを、今後、事業会社として、バリューチェーンに取り込まない理由はないなぁ、、と思いました。

 (例)いま現在、電話やFAX、PCを事業に取り入れていない会社、ないですよねw

来年くらいに、大きな企業では、メーカーや流通小売業にも、AI部なる部門ができてもおかしくない。「デジタルマーケティング分野」とは近いかもしれないけど、単一的に独立しても成立しそうです。toB、toCだけでなく、社内バックオフィス業務の改善や人事キャリアにも活用できそうだし。


この基調講演の最後には、まんまとこの書籍をamazonのwishリストに追加してしまいました。


2部 パネルディスカッション

- 株式会社電通イベント&スペースデザイン

エクスペリエンス・テクノロジー部 シニア・マネージャー 日塔 史氏

- 株式会社リクルートホールディングス 石山 洸氏

- 株式会社Gunosy 代表取締役CEO 福島 良典氏

<モデレーター>

-日経FinTech編集長 原 隆氏


こちらのパネルは。。。展開が、様々な話題に飛んだので割愛。。

まとめると、一言で「AI」と言っても、話題のとおり、「強いAI」と「弱いAI」がある、的な。

世界レベルの社会課題を解決するAI、戦争を引き起こしたり、予防したりするAIもあれば、webメディアのコンヴァージョンを最適化するだけのAIもある、みたいな。(後者が弱い、という意味ではなく。)

AIを扱える環境が大衆化した結果、様々な人間が、それぞれの事業・課題に応じたAIを採用・プランニングしていけばいいのかな、と。


クロージングセッションが一番楽しかった!

報道では目にしていたシャープさんの「ロボホン」。

(プレゼンをロボホンがしたのではなく、シャープ株式会社 通信システム事業本部  副参事 景井 美穂さまより事業紹介)

実物を見たのも、触ったのも、当然、今日が初めてでした。

1stインプレッションは

・かしこい!

レスポンス早い!

・音声認識(入力)、音声出力(合成音声?とは思えない!)が、なんてスムーズなことか!

・欲しくかなったけど、欲しいかも!

・持ち歩くのは現実的じゃないな。。。

(景井さんは、首から下げていたwそれはそれでかわいい。スマホのケース市場ができたように、ロボホンケースが売れる?!会場に来ていた、某国内最大手フィルムメイカーさん(化粧品メーカー?)には、ロボホンDockでプリンターを作ってはどうでしょうか、と提案しておきましたw)

・2年前に初めてであった、あの白いロボも愛嬌あったけど、こっちのほうが更に親近感。

・育成的プログラムもユーザーにより行えるので、より仲良くなれそう!

・白いアイツは、PCのプログラムソフトで、ちょっと動作や発言を記述するのにテクニックが必要だったけど、これは必要なさそう。(初めての操作はちょっと苦労した。今後、白いアイツもアンドロイドに対応したので、ちょっとは楽になるかも?まぁ、マーケッター自らプログラミングに立ち会うことは、ほぼないから杞憂だけど。)


オープンなアプリケーションプラットフォームもあるそうなので、メーカーがお客様と顧客プラットフォームとして参入することも検討できるかも。(担当の方との名刺交換は長蛇の列だったので、断念。。。今日の参加者の方で名刺交換された方、紹介してくださいー。)


とある企業の執行役員は、熱心にプロダクトを撮影をされていました。

(*本人に撮影の許諾をとっていなく、隠し撮りなので、画像に一部加工を行っております)おそらく、来週には、コラボレーションの企画が、社内の若手を中心に動き出すことでしょう。

・・・。

がんばれ。



まとめ

・先週のNHKスペシャルを見逃しているので、見逃し配信をみようと思います。

・デジタルマーケティングの理解が会社内で進まなくて、、、とか、のんきに言ってる場合じゃない。 「AIの波」は、すぐそこに来ている。社内のリソースをアサインすべき。


企業の宿題は、増えるばかり!

(またAIはどこかでちゃんと学びたいなぁ。)

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