新入社員として1週間。
いろいろ吸収しないと...!、いうことで、豪華パネラー登壇のセミナーへ。
オイシックスCOCO奥谷さん、CMO西井さん、東急ハンズ執行役員長谷川さん、スタートトゥデイ取締役清水さん、+エウレカ代表の赤坂さんという、アド◯ックなら高額な有料聴講枠なセッション。それが無料!ということで参加ポチ。
「エウレカ第4回目のAD-PARKは、事業を着実に成功に導いてきた成長企業のキーマンをゲストにお招きし、誰もが知りたい「事業を成功に導く」ための具体的なデジタル戦略をマーケティングご担当者様向けにディスカッション形式でご提案いたします。」
ということで、テーマは3つ。
・デジマの担当としての、裏話を教えてください!
・「みんなは知らない、あのメディア・この戦略が成功しているよ、ぶっちゃけ教えてください」
・これからのデジタル戦略の行く末についてどう思いますか?
と、事前に掲示されていましたが、
・・・おそらくこのメンバーでは、このアジェンダ通りいかないだろうな。。。と思った案の定、冒頭から脱線。
あの人から、あの人の話題が晒されるw
(晒された方は、一緒に会場に行ったので、僕のすぐそば、最前列に座っていたw)
まぁ、一見脱線したような話題だったんですが、実は、今日のテーマの本質論だったりもすると思ったりもしました。
企業のデジタルマーケティングの組織と人の課題。
*ここで、冷静なコメントされていたのが、奥谷さんでした。
「話題化」と「企業ブランド」と「中の人」。(顧客接点がダイレクトだけに)バランス感覚を履き違えると、危うい側面をもつ、ということに警鐘を鳴らされていました。
↑この写真の右端のスマホ持ったお兄さんが晒された人。
で、冒頭は脱線したものの、以降の進行も、アジェンダに沿ったような、沿わなかったような(笑)、文字校正のない、リアルタイムでの「IT酒場放浪記」のような感覚でした。ですが、
今日の聴講者は、ちょっと肩透かしを食らったかもしれない。
事前のアジェンダを見て、このセッションを聴講しに来た方は、ちょっと事前のセミナーイメージと異なっていたかもしれません。
この手のセミナーに参加して、事業会社に、自社のプロダクトやサービスどう売り込みすではいいのか、的なコツをつかみにこようかと、いらっしゃったり、事業会社自身が競合他社のデジマのマネ、情報を盗みにこようとするために、来たりと、するケースが多いのかな、、と。(勝手な想像ですが)
今回のセッションは、そういった短期視点の課題解決には、役に立たないセッションでした。
CPA至上主義のネット広告の否定や(否定まではしてないか)、絶対他社がマネできない、それぞれの企業の事業戦略の考え方の紹介など、デジマだけのソリューション目的で来場された方は、ちょっと消化不良だったのかなーと思いました。
パネラーのレイヤーが経営クラスだったので、(ほろ酔いながらも)自然とそのようなセッションになったのかと思います。(ほろ酔いは一人だけだったか...)
それに対し、オーディエンスは、けっこう若手の実務担当者が多かったイメージがありました。
このような話題は、企業のデジタルに関係のない役員や、部長クラスに聞いて欲しいですねー。(あと人事とか。)
デジタルは、手段であって、目的ではないから。
今回のセッションは、デジタルマーケティングの先行企業の経営ビジョンの話だったので。
配送料無料、インターネット広告、キャッシュフロー、オフラインのお客様の価値、LTVの考え方など。新規顧客獲得コスト感の考え方など。
どれも、正解はなく、企業のバリューのためにそれぞれの施策がある。
ちょっとトレンド情報としては、
USの「eatsa」というサラダショップの動画は初めてみました。新鮮でした。
ロボット無人レストランの顧客体験のスタンダードになるかも、ですね。
Eatsa, A Futuristic Restaurant Where Robot Cubbies Serve Quinoa
動画で見られます。
こちらがわかりやすいかな。
と、いうことで、顧客体験の提案。
・ブルーボトルのオペレーションもセッションで話題になりましたが、「たしかにー
。」と思うところは多々あり。
(この話題で僕が思い浮かべるのは、「自動販売機の購買体験って、現金と電子マネーで変わりましたよね」って話題好きです。(ワンパク阿部さんの受け売りですが。))
斬新な提案も、お客様(人間の)の行動様式にfitしていれば、心地よさの提供いなるんだろうなーって。自動改札とか、スマホのUI,UXとか、ビルにセキュリティとか。ファッションの購買、居酒屋の注文。
まだまだやれることっていっぱいあるんだろうなぁと。
*デジマのことも十分、セッションで触れられていましたが、枝葉の部分が多かったかなー。
単品通販なのか、総合通販なのか、でLTVの指標が違うとか(当然ですが)
インターネット広告をするより、カゴ落ちの機会損失、在庫欠品の機会損失(zozoさんは昔からこの話題ですね)の方に、投資/経費をかけたほうが、トップラインの売上、営業総利益、営業利益の貢献に繋がる、とか。
掘り下げたたら、それだけで、1時間はザラにいけそうなネタばかり。
いずれにしても、ハンズさんと良品さんの事例を聞けば聴くほど、まだまだ前職のオフラインの流通事業会社でやりたかったことっていっぱいあったなー、と少し後悔もしたり(笑)。
まぁ、今回の会社は、よりブランドの川上から川下までお客様との接点を持てる機会なので、こちらの畑で頑張りますー。
別件ですが、来週はブランドサミット。
今年は新入社員なので、お留守番。皆様のレポートお待ちしております。
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