The Flag寄稿しました・ケータイ世代への新たなサブスクリプションビジネスモデルが続々と!

「着メロを月額300円で取りホーダイ」的な世代は、もうover30s?(それ以下の世代には、スマホで音楽聞き放題、動画見放題などの方がイメージしやすい?)

僕より上の世代だと、紙の新聞はある意味、月額固定で情報が享受できるサブスクリプション。

こちら、これらのビジネスモデルがサクセスしていたのは、僕は、「継続安定的な決済手段」が確立していたからなのかな、と(いまさら)感じています。

新聞は、今でこそ、クレジットや口座引落などの手段がスタンダードですが、個別家庭集金という確実な集金方法があったこと、ガラケー着メロも、キャリアの通信料金との協同徴収という「事業者にとってとりっぱぐれのない決済手段」があったからこそ、成立していたんだなぁ、と。

とあるシンクタンク(?)の統計予測では、2015年から2020年にかけて、よりいっそうクレジット決済の市場拡大(+電子マネー決済)の市場拡大が見込まれている、とのレポートがあがっています。


月額固定料金で有形無形なサービス・プロダクトを享受できるビジネスモデルは、支払者・回収者の障壁制約(物理的・心理的)が整えば、整うほど、スケールしていく余地はあると思われます。

逆にいうと、現金決済しか手段を持たないチャネルは、自ずとその市場規模を縮小せざるをえないということにも。

小生が所属する飲料業界も、自動販売機というチャネルは、まだまだ(少額)現金決済がメジャー手段ですが、電子マネーは当然対応していなかいと、そもそもお札や小銭を持たなくなる方には、その選択肢から漏れ落ちることに。(スタバはアプリだけでコーヒーが飲める!しかもオートチャージ可能。)

ファッションに話を戻すと、着メロ取り放題や、音楽聞き放題とは、ちょっと(心理的)価格テーブルが大きい(高い)こと。普段ファッションに月額固定的で支出している生活習慣がないなか、(=スマホ代で家計を圧迫している世代に)、価格以上の提供価値を提供し続けられるか、が成功の鍵になるのかなぁ、と。

ユニクロさんのUTサブスクリプションは、明快な価格感、お得感と、著名キュレータという付加価値があったっりするので、ある程度のマーケットはとっていくのかなぁ、と勝手に予測。(ローンチ後、進捗どうなんでしょうかね。)

と、とりあえず、転職したことで、Tシャツ・デニムで会社に行けなくなった僕は、どんな洋服で会社に行けばいいのかが、日々の悩みです。そんな畑違いの業種に転職してしまった者向けのお悩み解決のサブスクリプションサービスがあれば、前向きに検討したいと思います。

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