退職ブログの続き・お世話になった人。そして、12年ぶりに新入社員になりました

3.11に前職出勤を終了してから、定休と有給消化の計約60日のニート期間を経て、5/11より、新しい会社の新入社員となりました。

ニート中は、転職活動したり(退職までに再就職先決まってなかったから)、Ingressでミッションやりに行ったり、卒園式行ったり、入学式行ったり、展示会行ったり、送別会してもらったり、Ingressしたり、ベンチャー企業さんの事業支援に行ったり、スプラトゥーンやりまくったり、メルカリで身辺整理(おそらく不要品20万弱くらいキャッシュ化)したり、Ingressのプチアノマリーに行ったりしました。


・・・。

(退職前と変わらない...?)


と、いうことであっという間に、5/11を迎え、昨日で新入社員3日目が終了しました。


で、ブログも結局サボってしまい、、肝心の続きがなかったので、そこのフォローから。

vol.1はこちらから。 https://simako.themedia.jp/posts/621665

そこでまだ言及していないこと。私のキャリアビジョンを、ナビゲートしていただいた、社内の方への御礼と直近の動向を。



2012年春に大津店に店舗異動したばかりの時に、同時に本社で社内横断PJTが立ち上がっていたに、声をかけていただいた(当時事務局だった)林さん。

2004年に入社して以来、ずーーーーーっと、商業不動産ディベロッパーのシゴトしかしてなかった私に、WEB,IT、デジタルマーケティングという「新たな世界」を見せていただいた方でした。

その後、2012年の9月に、本社に引き戻され、経営企画室を経て、2013年春から、「WEBコミュニケーション部」としてのキャリアが始まりました。

(あ、私を、たった6ヶ月で、家族転居で、大津から本社に引き戻した、謎人事の判断をしたのは、林さんではなく、会社経営、人事です。林さんはまったく関係ありませんし、悪くありません。)


その時は、デジマは「仮住まい」的な感覚でいました。

私の本業は、商業不動産ディベロッパーで、テナントリーシング(出店開発)・店舗運営だ、と勝手に決めつけていましたので。

ただ、2013年以降、やればやるだけ、その業務の奥深さにハマり、ちょっとした適性を感じてきていました。


<以下は、悪口でも、恨みでもなんでもなく、素直な感想です。>

 その「適性」は、会社の人事部は、ナビゲートしてくれません。

 一般論ですが、ある程度規模のある企業に就職してしまうと、経営層や人事からは、1社員は、one of them になってしまい、個性の発揮の仕方は、難しくなってきます。

 前職の企業は、正社員数600人程度の小さな企業です。ある程度社歴を経ると、私のような当時の平社員でも、社長を含め、役員クラスとも気軽にコミュニケーションするような関係性を持てる企業でした。

 ジェネラリストを育てたいという会社経営の人事意向も、わからなくもありませんが、個人の適性やキャリアを最大限に活かそうとするならば、時代に対応した、新たな職種の人種も本気で専門職的に、育てる必要があると思います。

 そのヘンの感覚は、やはり現場の方が、マーケットの外部環境に直接触れているので、隣の芝生は青く見えたものです。

 当時のシゴトのパートナーさんも、ヴェンチャー企業が多く、1人の経営者とそのヴィジョンを分かちあったチームスタッフの前向きさには、大きく影響をされました。


先の記事にもありますが、林さんは、当然ながら商業ディベロッパー出身ながらも、当時ゼロだった、EC事業の運営、テクノロジーへの興味関心、現場への理解など、業界内のポジション、業界外からのポジションを、社内の誰よりも周知していた、バランスを持った方でした。

その方と、机を並べてシゴトをできたことは、私のキャリアに大きな影響を与えました。

実質、林さんと同じ部署でシゴトをしたのは、2013年と2014年の2年だけでしたが、それまでの入社以来の10年とは全く濃度の異なる時間でした。(*2015年度は、組織改編に伴い、別部署でした。

今回の、退職するか、しないか、を迷っているときに、一番相談にのっていただいたり、(当然)引き留めたのは、林さんでした。

他の社内の方は、ほっとんど相談しなかったですし、(経営や人事からは)直接的には引き留めもされませんでした。

(*相談したのは、社外のデジマな方のほうが多かったですね。)

*ちなみに、今春より、林さんは、役員になられました。(おめでとうござます。)また林役員と一緒に働かせてもらいたかったなぁー。

お世話になってばかりで、恩返しが何もできてなかったので。ただ、唯一、2015年に恩返しのきっかけを作れたかな?と思ったのは、この受賞。

お客様からの感謝や評価が一番うれしいのですが、社外の人やメディアからのご評価もそれについで嬉しいできごとです。(一番どうでもいいのが、社内からの評価)


いつしか、大企業(病?)の企業の中で、黎明期であるデジタルマーケティング領域の担当は、インハウスでプロを育てた方がいい、というのが私の思い・持論になりました。

それを、このまま、私が担うのか、後任を育てるのか、を悩んでいたのが、ちょうど、昨年末から、今年の初旬でもありました。

(こんなことは、人事や経営層が考えてくれればいんですけどね。)


2015年度は、半分以上、デジマやってませんでした。

全社宣伝費(店舗・本部)の予算・実績管理をシゴトの半分以上を占めていました。

毎月、経営成績表(P/L)だけじゃなく、総勘定元帳とも、にらめっこの日々が続きました。

この時点で、会社が求めるキャリアと自己のビジョンの乖離を感じていました。


企業のビジョンと個人のキャリアの方向性のベクトルが近い企業へ

1ヶ月くらいの転職活動では、↑を意識していました。

事業会社、サポート企業、ベンチャー企業、様々な門戸をタタキました。

そして、様々な企業様から、内定をいただきました。

(自分でも驚きました。13年前の新卒の就職活動時は、パルコしか内定がなかったのに...苦笑)


最終的に、握手させていただいたのは、「キリン」でした。

私が前職で、デジマ担当につくまえから、先進的な取り組みをされていた事業会社。

その後も組織改編や、経験者採用で、改革を進めていました。

2015年には、WEBグランプリも受賞。

(レガシー大企業の役員の方で、↑のようなコメントがでてくることに驚きました。)


企業の方向性と、個人の可能性がマッチングするだろうなぁ、と。

(まだ3日目の新入社員なので、なんともいえませんがw)


Facebookでの転職投稿や、名刺管理アプリ「エイト」では、退職時以上の反響がありました。

私を、商業施設サイド(ECやファッション、不動産)な人間だと思っている方は、

「意外!」と、

顧客コミュニケーションやデジマ志向な人間だと思っていた方からは、

「なるほど!」と。

半々くらいかなー?


今回Joinするチームは、転職前から、異業種ながらお付き合いのあるチームで、新入社員、、、と言いながらも、チームのスタッフは、従前からコミュニケーションしている方が多くおり、あまりフレッシュな感じがしませんw

お取引先となる方も前職の延長になる方も多いかも。(さっそく多数の売り込みアポをいただきありがとうございますw)


ただ、やっぱり「転職」。

3日目ですけど、多くのカルチャーの違いを感じています。(いい意味で。)

そのヘンは、また今度。


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